【映画】仮面病棟のピエロの正体は?ピエロ役の俳優は誰?

仮面病棟

映画「仮面病棟」に登場するピエロですが、ピエロの正体は?ピエロを演じているのは誰?といった声も挙がっているほど、とても注目を浴びている登場人物のひとりでもありますが、このピエロは一体、何者なのでしょうか?

ここでは、そんな不思議な存在であるピエロの正体ピエロを演じているのは誰なのか、仮面病棟の登場人物のひとりでありわき役のようで主役のような「ピエロの正体」などについて解説していきます。

 

 

ピエロの行動

ピエロが瞳を治療するよう命令した理由

先輩医師の小堺(大谷亮平)の頼みで田所病院で当直のバイトをすることになった速水(坂口健太郎)が、看護師の東野(江口のり子)に内線で呼び出され急いで向かうと、そこにいは銃で撃たれ負傷している女子大生の瞳(永野芽衣)がおり、何とも奇妙な格好をしたピエロまでいました。

ピエロは自分が撃った女子大生の治療をするよう速水に要求しますが、先ほど、看護師の東野から「手術室は使われていない」と説明を受けていたことから、どう治療すればいいかと戸惑います。

しかし、銃で撃たれている人をそのままにしておく訳にはいかず、看護師の東野と佐々木に案内された手術室へ入ります。

「使われていない」と説明を受けていたその手術室は、なぜかきれいに掃除をされている状態なだけでなく、最新の医療機器が揃っており、とても使われていない手術室には見えなかったため、速水はそれを不思議に思います。

しかし、そんなことをしている場合ではない速水は、銃で撃たれた女子大生の瞳の治療を行い、先ほどまで辛そうだった瞳が安心したような顔をしたのを見て安心する速水。
そんな時、田所院長がゴルフクラブでピエロに殴りかかりますが、バレてしまいます。

ピエロは、わざと瞳を撃ったことで、あえてその「使われていない手術室」を開放させることを望んでいた一方で、その手術室を見られてしまった田所院長もまた、ピエロを消さなければなりませんでした。

なぜ手術室が使われていないと嘘をついたのか

田所病院は、患者64人で満床になるような小さな病院であることや、医師は田所院長と時々当直で来る医師以外はいないため、大きな手術を行えるような病院ではありませんでした。
にも関わらず、使われていないはずの手術室がきれいな状態で最新の医療機器が揃っているのは、かなり違和感がありますが、その様子からまず「そこで何らかの手術が行われていた」ということがわかります。

しかし、その様子を見て襲い掛かってきた田所院長の様子からして、明らかに違法性のある手術が行われていたというのが容易に分かりますし、むしろ「前フリだろ?」と思えてしまうほど分かりやすく違法である何かがあるという雰囲気を醸し出してくれています。

罠にハマり隠蔽を失敗する田所院長

ピエロは、田所病院にいる全員を一ヵ所に集めて、彼らが階段しか使えないよう階段の前にある鉄格子に鍵をかけますが、田所病院は元々は精神病院だったため、患者が不意に外に出てしまわないために階段には鉄格子が設けられていたのです。

こうして閉じ込められてしまった速水達ですが、一方で速水と瞳も患者のリストを手に入れようと田所病院の至る所を探し回りますが、そこで警察がやってきたため、ピエロはもう一度全員を一ヵ所に集めると、警察との交渉を速水にやらせます。

速水は、ピエロの言う通りに警察と連絡を取り合いますが、ここでわざと「お腹が空いたので食べ物を持ってきて欲しい」と警察に頼みピエロを怒らせますが、実はこれは速水が考えたちょっとした「罠」でした。

警察が運んできた食事を、田所院長と看護師の佐々木に取りに行かせるのですが、これを取りに行く途中で、田所院長が隠しておいた患者のリストをこっそり処分しようとしますが、リストを持っているところをピエロに見つかって隠蔽は失敗に終わりました。

田所病院で行われていた驚愕の事実

そもそも、なぜコンビニ強盗をして女子大生を撃ったピエロが、田所病院の患者のリストを狙っているのでしょうか。
そもそも、こんなことが起きているのに田所院長も看護師も通報しようとしません。

そうこうしているうちに、看護師の佐々木(内田理央)が亡くなってしまったことをきっかけに速水が警察へ通報しようとした時、「田所病院では身元不明の患者から違法に臓器が抜き取られていた」というとんでもない事実を知ることになるのです。

ピエロの正体

仮面病棟、ピエロの正体は?

田所病院を襲ったピエロの正体は、一体誰なのでしょうか?

これは、田所病院に勤務していた理学療法士の「宮田勝仁」という男でした。
宮田勝仁は33歳の独身男性で、かつて田所病院の違法な臓器移植手術によって祖母が犠牲となっており、その復讐をするために何年も前からずっと計画してきたことだったのです。

ドナーを待つ人を押しのけるかのように権力や財力のある人間を優先して巨額の金を手にしていた田所院長によって、祖母は身体を切られ臓器を摘出され、そのせいで寿命が縮んで死んでしまった祖母の恨みを、宮田はずっと心に持ち続けていたのでした。

仮面病棟のピエロは突発的ではなかった

ピエロとして田所病院を占拠した田宮勝仁ですが、この違法な臓器移植手術をきっかけに、田所院長に復讐をしようと決めた日から、田宮は勉強をし理学療法士の資格を取得してわざわざ就職してきました。

田所は、自分の人生をかけて田所院長に復讐をして病院ごと抹殺してやろうと考えていたのです。やり方はかなり乱暴ではあるものの、田所病院の違法な臓器移植手術の証拠を掴んだ宮田は、速水と協力してこのことを警察へ通報し、宮田は復讐という目的を果たすことが出来ました。

事件前に速水と宮田は会っていた!?

速水が当直のバイトをするために田所病院に来た日、関係者通用口で速水と宮田は、顏を合わせています。
事件当日、宮田は普段通りに夕方まで田所病院で勤務をした後、関係者通用口のある裏口から帰る際、当直に来た速水とすれ違っていたのです。

このように、ピエロの正体である宮田勝仁は、実は映画の序盤で田所病院に来た速水と挨拶を交わすといった、見ている人が「気付くか、気付かないか」といった絶妙なシーンで既に登場していたのでした。

また、瞳についても同じように最初の方で既に登場しています。

人形をなくしてしまったと騒いでいる患者を看護師の東野が落ち着かせようとなだめに行くのですが、その病室に「川崎13」のベッドがあり、ベッドが映った後に何かを意味するように病室の入り口に貼られている「川崎13」というネームプレートが映されることで瞳の存在を予告しています。

まさにピエロそのものだった宮田勝仁

ピエロの宮田は、祖母の復讐を果たすために瞳と共謀して田所病院にやってきましたが、最終的に速水の協力によって田所病院の違法行為を世間に知らせることは出来たものの、最後には口封じのために復讐仲間だったはずの瞳に殺害されてしまいます。

瞳は自分の復讐を果たすことが出来ればそれでよかったのです。
宮田を利用して田所病院に復讐を果たした瞳にとっては、宮田はもう用済みですし、瞳と違い宮田は誰かを殺害しようとは考えていなかったことから、いつか良心の呵責で事実を話してしまう可能性があると考えたのかもしれません。

結局は、宮田は瞳の復讐を果たすために「お互いの復讐」という名目で踊らされたピエロそのものだったのです。

人間の二面性を表現しているピエロのマスク

映画「仮面病棟」で出てくるピエロの男が被っているマスクですが、普段テレビなどで見かけるピエロとは違い、表情が歪んでいたり色んな色をした長い髪といった、何とも不気味で特徴のあるマスクです。

一般的なピエロなら、どの角度から見ても印象は大して変わりませんが、仮面病棟のピエロは、顏の作りがアシンメトリーであることから、角度によっては笑顔に見えたり無表情に見えたりと、その表情から「人間の二面性」を意味していることが伺えます。

昼間は理学療法士として働く宮田だがずっと復讐心を持っている
か弱い女の子に見えて実は心の中では姉の違法な手術に関わった全ての人間を殺害しようと企んでいた瞳
普通の医師に見えて実は恋人を失った悲しみから抜け出せていない速水

このように、仮面病棟に出てくる登場人物はみんな二面性があるのです。
(田所院長に関しては裏が濃すぎて雰囲気にに出てなくもないですが・・・)

仮面病棟「ピエロの正体」まとめ

ここでは、映画「仮面病棟」のピエロの正体について解説しました。

ピエロの正体は、田所病院で理学療法士として働いていた宮田勝仁という男で、祖母の復讐のために田所病院に就職までして復讐をすることが出来たものの、本当のところは、瞳の復讐の道具に過ぎなかったのです。

ピエロの宮田勝仁を演じている役者さんについては、誰が演じているのかといった情報を見つけることが出来ませんでした。
何か情報があれば、また更新していきたいと思います。

原作と少し終わり方が違うこともあり、原作の仮面病棟をまだ読んでない人は、映画を見た後に読んでみても楽しいです。

 

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