ドラマに続き、映画版も話題を呼んでいる「架空OL日記」ですが、ドラマ版を見てこの作品が大好きになった人も多くいます。
映画「架空OL日記」は、バカリズムさんが過去に、3年間もの期間「銀行に勤めるOL」に扮して素性を一切明かさず、一般人女性として続けていたブログ「架空升野日記」をドラマ化したものの続編として製作されました。
映画については、2019年にSNSより映画化決定が発表され、架空OL日記ファンにはたまらないお知らせでした。
今回は、映画「架空OL日記」について、あらすじやドラマ版との違いはあるのかなどをお話していきます。
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目次
映画「架空OL日記」について
映画「架空OL日記」は、2017年にドラマ化された「架空OL日記」の続編です。
とはいえ、続編ながら「新作」なので、ファンには特に嬉しい映画です。
原作は「架空升野日記」というブログですが、なんとこのブログは、お笑い芸人のバカリズムさんが3年間に渡りOLとして更新していたブログです。
素性を一切明かさずに一般人としてブログを書いていたため、時々コメント欄に同じような女性からコメントが来たことに驚きつつ少し嬉しそうにその時のお話をされていました。
「架空OL日記」は、バカリズムさんが持つ鋭い観察眼、そして女性の考えや感情を上手く表現されており、書籍化された際は、それを読んだ人達が「とても男性が書いたとは思えない」と驚きの声をあげた程、完成度が高いブログでした。
そのブログを元にドラマ化されたのが「架空OL日記」で、主人公のOL升野「私」は、バカリズムさんが演じています。
しかもその「演じる」のが、「中身はバカリズム」ということで、女性という設定なので私服でスカートを履いていたり、女子更衣室で制服に着替えたり、女同士なので脱毛の話をしたりするのですが「首から上だけそのままバカリズム」という、シュールな演出もツボってしまいます。
とはいえ、「〇〇よね~」といった女性が普段使うような”女言葉”を使ったりすることはなく、そのまま会話をしているのもまたフフッとなりつつ「現実っぽいけど架空」というのがハッキリ伝わるので素晴らしい演出だなと感じました。
ドラマ「架空OL日記」は、バカリズムさんが手がける脚本として9作目に当たる作品でありとても人気と話題を呼んだ作品であったことから、第36回向田邦子賞を受賞したほか、第55回ギャラクシー賞テレビ部門特別賞を受賞するなど、視聴者からの高評価だけでなく作品としても高い評価を得る結果となりました。
映画「架空OL日記」のあらすじは?
「架空OL日記」は、バカリズムさん演じるOL升野「私」を始め、同期で親友のマキちゃん(夏帆)、サエちゃん(佐藤玲)、小峰様(臼田あさ美)、酒木さん(山田真歩)さんの5人が主要メンバーとして繰り広げられる、銀行勤務のOLの日常が描かれたドラマですが、映画ではどのようにストーリーが展開していくのでしょうか。
映画版「架空OL日記」のあらすじですが、公開されている映画版「架空OL日記」の予告動画を見てみました。
定番のBGMと、ラストにバカリズムさんの「架空OL日記、2月28日、全国ロードショー」という声のみで他のセリフの音声などは一切ありませんでした。
とはいえ、映像を見る限りでは、トイレでの歯磨きトークや女子更衣室のハロゲンヒーター、激しく踊る小峰様などの様子が映っていることから、ストーリーの根本的な部分は、全く変わっていないと考えていいでしょう。
ですから、ドラマ版「架空OL日記」を見たことがある人は「その延長」、初めて劇場版で「架空OL日記」を見る人は、「こういう作品なんだ」と知ることが出来ます。
新キャストは?
映画「架空OL日記」は、主人公のOL升野「私」の他にもマキちゃん、サエちゃん、小峰様、酒木さんといった主要キャストの他に、新キャストも追加されました。
新キャスト1:シム・ウンギョン(役名:ソヨン)
シム・ウンギョンさん演じるソヨンは、OL升野「私」の同僚です。
升野さんの同僚ですから、きっと「ソヨン」も個性的なキャラクターに違いありません。
このソヨンを演じるシム・ウンギョンさんは韓国出身の女優さんで、2004年にドラマ「張吉山」で子役デビューをしていこう、韓国ドラマの序盤で描かれる主人公などの幼少期役を演じる常連であり、2006年KBS演技大賞 青少年演技賞を受賞するなど、韓国の芸能誌で子役スターと称される人気子役として活躍してきた女優さんです。
日本では、2019年に舞台に初出演したことをきっかけに日本での活動の場を広げている注目の女優さんです。
新キャスト2:坂井真紀(役名:小野寺課長)
坂井真紀さんは、OK升野「私」の上司役を演じています。
坂井真紀さんといえば「ココリコミラクルタイプ」といったバラエティ番組にも出演されたこともあるため、架空OL日記でどんな上司を演じてくれるのかとても楽しみです。
坂井真紀さんは、1970年生まれの東京都台東区出身で4代目のリハウスガールとして話題となりました。
共演者の夏帆さんは11代目リハウスガールですから、リハウスガールの共演となりますが、坂井真紀さんも夏帆さんも透明感のある女優さんとして人気があります。
坂井真紀さんは、童顔としても有名ですが、現時点で49歳というのですから驚きです。
新キャスト3:志田未来(役名:リエ)
志田未来さんは、OL升野「私」の友人役を演じています。
志田未来さんといえば、1993年生まれで神奈川県出身の女優さんですが、子役時代から活躍しているキャリアが長い女優さんで「14歳の母」では14歳で妊娠するという難しい役を演じたことでも話題を呼んだ女優さんです。
2018年9月には、一般人男性と結婚しました。
可愛らしい印象の志田未来さんですが、一体どんな友人を演じてくれるのか楽しみです。
新キャスト4:石橋菜津美(役名:クミ)
石橋菜津美さんは、志田未来さんと同じくOL升野「私」の友人役を演じます。
石橋菜津美さんといえば、FOD、Netflix配信ドラマ「夫のちんぽが入らない」というなんともインパクトのある作品で、俳優の中村蒼さんと夫婦役を演じたことで話題になりました。
石橋菜津美さんは、1992年生まれで東京と出身の女優さんで、映画ランウェイ☆ビート、8年越しの花嫁 奇跡の実話、ドラマメイちゃんの執事、仮面ライダーフォーゼ、空飛ぶ広報室など多数の映画やドラマに出演しています。
ショートカットが印象的な石橋菜津美さんですが、架空OL日記ではどんな友人を演じられるのでしょうか。
まとめ
ここでは、映画「架空OL日記」のあらすじやドラマ版との違いなどについてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
映画「架空OL日記」も、ドラマ版と変わらずバカリズムさんが主演、脚本などを手掛けていますが、新キャストについて「新キャストという感じではなくドラマ版にもいたような気がするほど最初からいつも通りな雰囲気でした。」とコメントしていることから、ドラマファンも違和感なく見られます。
人気ドラマが映画化されると、新キャストが追加されることに対し強い抵抗を感じる人も多いですが、架空OL日記に関しては、その心配はないのが伺えるので、ドラマ版と変わらずまったり楽しんでください。
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