映画【架空OL日記】ドラマの内容とキャストをおさらい!

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「架空OL日記」という作品を、ご存知ですか?
架空OL日記は、お笑い芸人のバカリズムさんが2006年から3年間もの間、素性を一切明かさずに「某銀行に勤務するOL」として更新していたブログを書籍化した『架空升野日記』2017年にドラマ化した作品です。
ドラマは、バカリズムさんが自ら主演・脚本を担当しているほか、戦国鍋TV、住住(sumu sumu)、怪獣倶楽部などを手掛けた住田崇監督が担当、映画「架空OL日記」でも住田崇監督がメガホンを取りました。

架空OL日記は、ゆる~くもどこか現実的で、思わず「わかる~!」と思ってしまう楽しい作品です。
特に、女性は共感できてしまうポイントがとても多いのではないでしょうか。
今回は、「架空OL日記」についてお話していきたいと思います。

 

ドラマ「架空OL日記」ってどんな作品?

概要

ドラマ「架空OL日記」は、お笑い芸人のバカリズムさんが原作、脚本、主演を務めたことでも話題になった人気ドラマです。
読売テレビ制作で2017年4月13日~同年6月6日(深夜1時29分~1時59分)まで放送されました。

2020年には「架空OL日記」映画版の公開が決定し、2019年から撮影を開始。
お馴染みのメインキャストの他にも新キャストが追加されています。
架空OL日記の主人公「升野さん」は、バカリズムさんの本名である「升野 英知」(ますの ひでとも)からそのまま抜粋しており、ドラマ中も役名はそのまま「升野」で進行されています。

あらすじ

月曜日といえば誰もが感じるだる~い憂鬱感がありますが、架空OL日記は、そんな憂鬱な月曜の朝からスタートします。
OL升野さんは、眠気に耐えながらいつもの通りベッドから出て洗顔・歯磨き、そしてメイクをして駅まで歩き、満員電車に揺られながら職場のある最寄り駅「練馬駅」まで向かいます。
その駅で毎朝合流する、同じ年で同期で仲良しな「マキちゃん」とは、職場に付くまで、これまでに起きたことや上司の悪口など、様々なおしゃべりをしながら歩きますが、価値観がとても似ている升野さんとマキちゃんは、朝からおしゃべりで盛り上がります。

会社に着くと、更衣室で制服へ着替えますが、そこには後輩のサエちゃん、入社8年目の先輩・小峰様、そして10年目の酒木さんといったいつものメンバーが加わり、就業前のおしゃべりが始まります。

 

架空OL日記の主要キャストを紹介

バカリズム(役名:OL升野さん「私」)

みさと銀行の一般職で働く26歳のOL。
インドア派で性格はずぼら。
休みの日もどこにも出かけずいつの間にか休日が終わってしまうような典型的な「ダイエットは明日から」タイプ。

升野さん(私)を演じるのはお笑い芸人のバカリズムさんです。

お笑い芸人さんとして有名なだけでなく、脚本家としても有名で、司会業、ナレーター、俳優などマルチに活動しているものの、福岡県田川市出身にも関わらず地元の人達からは「東京の人だと思った」など、出身地についてはあまり知名度がありません。
日本映画学校の出身で、在学中から1995年~2005年まで松下敏弘とコンビで活動しテレビ出演もしていたようですが、2005年に相方が脱退しピン芸人として活動を始めたそうです。
その後すぐ「R-1ぐらんぷり 2006」に初出場ながら決勝進出、その後5年連続で出演し、代表作「トツギーノ」にてブレイクし、アイドルグループ「アイドリング!!!」のバラエティ番組の司会を務めるなど人気を集めました。

2012年5月、監督・脚本・主演を務めたオムニバス映画「バカリズム THE MOVIE」(監督:住田崇・バカリズム)が公開されたほか、「世にも奇妙な物語2012年 秋の特別編」で原作・脚本・出演(作品名「来世不動産」:不動産屋役)を担当しました。

2014年になると、フジテレビ系連続ドラマ「素敵な選TAXI」(主演:竹野内豊/主題歌:aiko「あたしの向こう」)で脚本を担当するなど、脚本家としても大きく飛躍しました。

 

夏帆(役名:藤川真紀、通称「マキちゃん」)

OL升野さんと同期で同じ歳の26歳OLであり親友の通称「マキちゃん」。
マキちゃんは、ストイックな性格であり、一緒にスポーツジムに通っていますが、腹筋が割れるほど本格的に鍛えています。
OL升野さんとサエちゃんと3人でジム通いをしていますが、汗をかかない2人に対して汗びっしょりになるまで鍛えるマキちゃんです。

OL升野さんの同期の「マキちゃん」を演じているのは、女優の夏帆さんです。

夏帆さんは、小学生の時にスカウトされたのがきっかけでファッション誌「ピチレモン」にてモデルデビューしました。
とても透明感のある存在で、2004年になると、若手女優さんの登竜門としても有名な、三井不動産「三井のリハウス」のCMに3年間出演、11代目リハウスガールとして話題となりました。

13歳になると「ケータイ刑事 銭形零」でドラマ初主演、2007年には映画「天然コケッコー」にて第31回日本アカデミー賞新人俳優賞など新人賞を受賞します。

その後、多くの作品に出演しており、2015年には「海街diary」にて香田家の三女の千香を演じ、第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。

臼田あさ美(役:小峰智子、通称「小峰様」)

OL升野さんが憧れている先輩で、上司にもハッキリと意見を言えてしまうしっかり者の先輩。
更衣室のハロゲンヒーターが壊れた際、電気店のポイントを使って新しいハロゲンヒーターを買ってきてくれたことをきっかけに「小峰様」と呼ばれるようになり、毎年2月6日は感謝の気持ちを忘れないようにと「コミネの日」とされ、小峰様が大好きなロールケーキを「小峰様の方角を見て食べる」という感謝の儀式が勝手に行われています。
余談ですが、小峰様はこの儀式を嫌がっているようです。

こんなしっかり者の小峰様を演じているのは、女優の臼田あさ美さんです。

臼田あさ美さんは千葉県の出身で、15歳の時に渋谷109の前で雑誌編集者にスカウトされたことをきっかけに読者モデルデビューをしますが、スカウトしてきた人物はモデル事務所の人ではなかったことから、デビュー後は3年ほどは決まった事務所に所属しないまま、本名の「臼田麻美」で「Popteen」などの雑誌でモデル活動をしていました。
2003年になると、人気ファッション誌「CanCam」にて3年間専属モデルとして、2007年からは2008年12月号まで「AneCan」の専属モデルとして活動をしていましたが、モデル活動をしている間も、ドラマや映画出演をし女優としての活動をしています。

園子温監督の「ノーパンツ・ガールズ Movie Box-ing2 ”大人になったら”」や、ドラマ「ひと夏のパパへ」など、多くの作品に出演しているほか、第39回ヨコハマ映画祭では「愚行録」にて助演女優賞を受賞したり、バラエティ番組で司会をするなどマルチに活動しています。

可愛らしい笑顔が印象的な臼田あさ美さんですが、2017年にはOKAMOTO’Sのドラム「オカモトレイジ」さんと1ヶ月の交際期間を経て1月14日に入籍されましたが、交際期間は非常に短いものの以前からずっと友人関係だったことから付き合い自体は長いようです。
翌年3月26日には第一子妊娠を報告、6月に出産し一児のママとなりました。

 

佐藤玲(役名:五十嵐紗英、通称「サエちゃん」)

OL升野さんの後輩で妹のような存在。
朝から元気がなく「自分のミスで地球が滅亡したという悲しい夢を見た」という理由で升野さんとサエちゃんに心配をかけるといった天然さんな一方で、いつも升野さんに漫画を貸してくれたり人懐っこい性格です。
しかし、非常に誘惑に弱いため、ダイエット中でも食事の誘いを断れず結局食べてしまうというウッカリした一面もある女の子です。

妹キャラの後輩を演じるのは、女優の佐藤玲さんです。

佐藤玲さんは、全日本国民的美少女コンテストで落選したのをきっかけに、15歳のとき劇団へ所属し演技を学びました。
2012年、蜷川監督演出の部隊「日の浦姫物語」で娘役に抜擢されて女優デビューをしたのを機に、共演者から影響を受けて「テアトル・ド・ポッシュ」へ履歴書を送ってから所属することになりました。
初主演作品は、坂本悠花里監督の「おばけ」でMOOSIC AWARDS 2014にて女優賞を受賞、2014年には「リュウグウノツカイ」で第24回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭北海道知事賞を受賞するなど、実力派の女優さんです。

山田真歩(役名:酒木法子、通称「酒木さん」)

OL升野さんの10年先輩でしっかり者の先輩。
趣味は太極拳とカラオケですが、きれい好きな性格から休憩室の冷蔵庫の掃除をマメにしたり、お菓子作りが得意という一面も。
彼氏募集中で顏の好みはこれといってないものの「ハゲだけは無理」とのこと。
酢豚のパイナップルは、入っていてもいなくても「どっちでもいい派」です。

しっかり者の先輩・酒木さんを演じるのは、女優の山田真歩さんです。

山田真歩さんは、ご両親共に教師でご自身も教師になるべく明星大学教育学部・教育学を専攻したものの、中央大学の「中央大学第二演劇研究会」へ入会したことをきっかけに、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の「青十字」の舞台へ出演したことで演劇に魅せられ、大学3年生になるとドイツへ1ヶ月留学します。

自分と向き合った結果、就職活動をせず1から演劇を学ぼうと「劇団東京乾電池」へ研究生として入所しますが、バイト生活に不安を覚えた山田真歩さんは、1年後に退所に出版社へと就職しました。

山田真歩さんといえば、2014年に放送されたNHK連続テレビ小説「花子とアン」で女流作家・宇田川満代を演じたことで大変話題になった女優さんです。
出版社のOLとして働いて山田真歩さんですが、2009年に大学の演劇サークルの仲間から、自主映画に出演して欲しいといわれ「人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女」という作品で映画デビューを果たします。
その後、2010年に「ユマニテ」へ所属、2015年公開の「アレノ」(監督:越川道夫)では、山田さん自身初の激しい濡れ場を演じ、第30回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞しました。
一方で、イラストや4コマ漫画なども執筆しており、NHK連続テレビ小説撮影中の2014年春に一般男性と結婚しています。

ドラマ「架空OL日記」のラストは?

4月29日土曜日、仕事が休みな升野さんは、いつものメンバーであるマキちゃん、サエちゃん、小峰様、酒木さんの5人で「atre」でショッピングをしています。
いつものように買い物をしたり、地下1階の「抹茶カフェ」(※実際のお店は「立田野茶寮」アトレ吉祥寺店さんです)に寄ってお茶をしながら楽しくみんなでおしゃべりをしています。

抹茶カフェを出た5人は、19時に予約したディナーまでの時間を潰そうとカラオケに行こうという話をしながら歩いていると、バカリズムさんとすれ違います。
OL升野さんは、バカリズムさん(作中では”小柄な男性”)にとても違和感を覚え振り返ると、そこにバカリズムさんが立っていました。
OL升野さんが『なんとなく会ってはいけない人のような気がした』と感じつつ思わず話しかけた瞬間、これまでの出来事が走馬灯のように流れ、シーンは先ほどの「カラオケに行こう」というところまで戻りますが、そのグループは、マキちゃん、サエちゃん、小峰様、酒木さんの4人だけで、OL升野さんの姿はありません。

ですが、みんなは最初からこの4人だけといった雰囲気で楽しそうに会話をしながら歩いており、バカリズムさんとすれ違いますが、マキちゃん達は芸能人だと気付くものの名前が出てこないまま行ってしまいます。

その後、バカリズムさんが振り返って4人を見ているであろう姿でこのドラマは終わります。

 

架空OL日記はドラマを見なくても楽しめる?

ドラマ「架空OL日記」は、一話完結の全10話の作品です。
次回に続くといった展開はないので、初めて見る人であっても「銀行に勤めているOLの日常を描いた作品」と認識しているだけでOKです。
また、特に女性が共感できる部分も多く、ゆる~い雰囲気もクセになるような作品ですから、ドラマ「架空OL日記」を見ないで映画版を見ても楽しめます。
むしろ、映画を見た後にドラマ版を見ても楽しめる作品ですから、映画を見たいからドラマも見なきゃ!と、焦る必要はありません。

架空OL日記は、なんといっても「OLの日常」がゆる~く展開していく作品で、誰かモデルでもいるのでは?と感じてしまうほど、上司への愚痴や日常の出来事が織り込まれていることから、内容がとても身近なものに感じられるので、「共感できる」という楽しみ方も出来ます。

なんといっても、主人公のOL升野さん「私」を、服装以外はバカリズムさんのままで演じている部分に思わず唸り声をあげてしまうほどです。
下手に誰かに演じさせるよりも「バカリズムさん本人に演じさせる」という部分には、とてもセンスを感じました。

まとめ

ここでは、ドラマ「架空OL日記」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

主演はバカリズムさんですが、夏帆さん、佐藤玲さん、臼田あさ美さん、山田真歩さんそれぞれに個性があるので、「みんなが主役」といったバランスの良い作品となっています。
先ほども書いたように「架空OL日記」はとてもゆる~い雰囲気で話が進んでいきますから、普段忙しさに追われて一休みしたい人にもぜひ見てリラックスしながら楽しんでいただきたい作品です。

展開が分かりづらいといった部分は一切なく、入り組んだ設定もなく、主要キャスト以外の登場人物も設定が簡潔でハッキリしているので、あの人が何なのか分からなかった・・・なんてことも、ありません。

シンプルだけどストーリーはしっかり出来ていて分かりやすいので、見ていても疲れませんし、最初から最後まで同じテンションのまま楽しめる作品です。
まだ見たことがないという人は、1話だけでもいいので動画配信サイトなどで見てみるのもお勧めです。

 

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